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2024.04.04

ユマニテクプラザ5者協定締結5周年記念セミナーで今西北勢サテライト長が登壇しました

三重大学は、ユマニテクプラザにおける「知の拠点づくり」を目的に、三重県、三重県産業支援センター、東京大学、みえ大橋学園の5者により協定を締結し、地域の活性化を推進するため、様々な教育研究活動を展開しています。
その一環として、令和6年3月28日(木)、「グローバリゼーションの時代において、日本有数の産業集積地である三重県北勢地域にとって有益な産学官連携とは」をテーマに、ユマニテクプラザ5者協定締結5周年記念セミナーを開催しました。ユマニテクプラザにて開催し、会場には定員を超える72名、オンラインでも19名にご参加いただきました。

学校法人みえ大橋学園の大橋正行理事長の開会挨拶の後、三重大学から今西誠之北勢サテライト長が「『地域共創大学』に挑戦している三重大学が北勢地域で実践した産学官連携とは」と題して、北勢サテライトが独自に取り組む地域と連携した事業や、大学の各部局・センターと協働・推進する北勢地域を活動フィールドにした多数のプロジェクトについて報告がありました。多岐にわたった各取組における地域の皆様との具体的な関わりやその成果、今後の展望・課題について多くの皆様に知っていただく時間となりました。

続いて、東京大学地域未来社会連携研究機構三重サテライト特任助教の土田千愛氏より「外国籍者との共生と人口減少対策へ向けた産学官連携の在り方」と題したご報告がありました。また、今西北勢サテライト長、土田氏、三重県雇用経済部長の小見山幸弘氏、三重県産業支援センター北勢支所長の冨田康成氏によるパネルディスカッションが行われました。ユマニテクプラザ館長の藤井信雄氏による進行で進められ、①産学官連携による研究開発の狙いはどこにあるのか、②産学官連携で担い手の確保に向けた仕組みをどう構築していくか、という2つの論点について活発に議論がなされました。各機関でそれぞれ異なる役割を持つ立場から多角的に意見交換がなされ、より効果的な産学官連携の取り組みの推進に期待が高まるセミナーとなりました。

 

なお、ケーブルテレビCTYのニュース番組で放映されましたので、こちらもご覧ください。

▼CTYストリーミング放送(4月3日放送分)

*掲載期間:放映より1ヶ月