2022.11.29
令和4年度 三重大学と地元企業との連携セミナー『デジタルデータの活用によりビジネスチャンスをつかむ』を開催しました
令和4年11月21日(月)、四日市商工会議所1階会議所ホールにおいて、三重大学と地元企業との連携セミナーを開催しました。
このセミナーは、地元企業の技術開発や新製品開発における諸課題の解決を支援することを目的に企画しているイベントで、今年度で8回目を迎えました。今回は『デジタルデータの活用によりビジネスチャンスをつかむ』をテーマに開催し、33名が参加しました。
セミナーでは、最初に株式会社三十三総研 代表取締役社長 一色 孝三氏より開会挨拶があり、その後三重大学大学院工学研究科の研究内容が紹介されました。
○三重大学大学院工学研究科の研究内容の紹介
『気候変動に備えるまちづくり』 建築学専攻 准教授 近藤 早映
『力加減を数値化して制御するロボット技術』 電気電子工学専攻 助教 矢代 大祐
『IoTの次のステップ~マルチエージェントと実応用~』 情報工学専攻 講師 奥原 俊
『製造工程やバス運行経路の最適化~より良い組み合わせの探索~』情報工学専攻 講師 山田 俊行
『防災分野におけるデジタル技術の活用』 システム工学専攻 准教授 川口 淳
各先生からは、共同研究の対象や実績の他、新たなビジネスのシーズとなる研究内容の紹介があり、様々な切り口からデジタルデータの活用についてアプローチされました。研究内容の紹介後は、名刺交換会も行われ、参加者と大学教員との間で新たな出会いがあり、活発な意見交換がされました。
今回のセミナーをきっかけに、地域の企業が抱える課題の解決にむけて、大学にあるシーズをご活用いただき、DXを有力な手段にした共同研究などの産学官金連携が推進されることが期待されます。
なお、ケーブルテレビCTYのニュース番組で放映されましたので、こちらもご覧ください。
▼CTYストリーミング放送(11月23日放送分)
*掲載期間:放映より1ヶ月
※このセミナーは、三十三銀行、三十三総研、四日市商工会議所、三重大学が主催し、三重県、四日市市、三重県中小企業家同友会、三重ティーエルオー、三重県産業支援センター、三重県商工会議所連合会が後援しています。