2022.10.06
ユマニテクプラザ5者連携セミナーでリカレント教育センターの青木教授が講演を行いました
三重大学は、ユマニテクプラザにおける「知の拠点づくり」を目的に、東京大学、三重県、三重県産業支援センター、みえ大橋学園の5者により協定を締結し、地域の活性化を推進するため、様々な教育研究活動を展開しています。
その一環として、令和4年9月29日(木)、「産学官連携で実現する四日市地域の魅力創出と産業競争力強化~<DX、SDGsなども視野に入れ>~」をテーマに、5者連携セミナーを開催しました。
新型コロナの感染防止の観点から、今回もハイブリッドでの開催となりましたが、会場には52名、オンラインでも31名にご参加いただきました。
セミナーのトップバッターとして、三重大学から、リカレント教育センターの青木雅生教授が「未来づくりを担う経営者・リーダーづくりとリカレント教育」と題して講演を行いました。
前半では、状況が変化する中で地域経済を支えるための学習機会の創出について、三重大学北勢サテライトにおいて開催してきた研究会の取り組みを例に挙げてご紹介されました。
また、後半では人口減少にフォーカスし、企業経営の課題について述べられました。労働力が不足し、安心して働ける会社が選ばれる時代になった今、若者を引き付ける魅力ある会社になるためのポイントを説かれました。最後には、DX、メタバース、SDGs、サステナビリティなど新しいテーマが次々と出てくる中で、いかに学び続け視野を広げて変化するかがキーポイントとなる一方で、「組織変革の目的は組織活性化でなければ意味が無い」と強調されました。
その後、東京大学 地域未来社会連携研究機構北陸サテライトの坂本貴啓特任助教が「水辺を活かした官民連携のまちづくり―四日市市水辺の可能性―」、(株)シムックスイニシアティブ代表取締役CEOの中島高英氏が「カーボンニュートラル by DX ~中小企業が生き残るためのEP100(エネルギー生産量100%)~」と題して講演を行いました。
今後の四日市地域の魅力創出や産業競争力の強化にむけて、今ある資源やその価値を高めるための新しい視点や発想のヒントを様々な切り口から得る事ができ、刺激的で今後の地域活性推進に更なる期待が持てるセミナーとなりました。
なお、ケーブルテレビCTYのニュース番組で放映されましたので、こちらもご覧ください。
▼CTYストリーミング放送(9月30日放送分)
*掲載期間:放映より1ヶ月