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2021.06.21

第19回「北勢地域経営研究会」を開催しました

2021年6月16日(水)18時30分より、四日市市のユマニテクプラザにて、人文学部の青木雅生教授が代表を務める「北勢地域経営研究会」の第19回を開催しました。

本研究会は、三重県内の中小企業が顧客にも従業員にも「魅力ある企業」となるため、異業者交流も兼ねた若手中小企業経営者を中心とした学習機会を創出することを目的としており、2019度から定例で月1回程度開催しております。研究会立ち上げの準備会を含め第19回となる今回は、中小企業に所属する方を中心に総勢11名の参加があり、勉強会を兼ねた活発な意見交換が行われました。

今回は簡単な自己紹介と年間予定の確認ののち、島田昌和『渋沢栄一 社会企業家の先駆者』(2011年,岩波新書)を共通文献として意見交換を行いました。

渋沢栄一といえば2024年から一万円札に肖像が使われることになり、また今年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の題材として取り上げられるなど、世間でも注目を集めています。そんな明治時代の実業家で「日本資本主義の父」といわれる渋沢栄一の人生や経営のあり方について、現代と明治の時代背景の違いや当時の他財閥との相違を踏まえつつ理解し議論することで、参加者同士でも新たな視点に気付く場となりました。

本研究会は、月1回程度のペースで、今後も開催を予定しております。

以上