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2023.11.09

令和5年度 三重大学と地元企業との連携セミナー『生物資源の持続的な利活用でビジネスチャンスをつかむ』を開催しました

令和5年11月6日(月)、四日市商工会議所 1階 会議所ホールにおいて、「三重大学と地元企業との連携セミナー」を開催しました。

このセミナーは、地元企業の技術開発や新製品開発における諸課題の解決を支援することを目的に企画しているイベントで、今年度で9回目を迎えました。今回は『生物資源の持続的な利活用でビジネスチャンスをつかむ』をテーマに開催し、31社39名が参加しました。

セミナーでは、最初に株式会社三十三総研 代表取締役社長 一色 孝三氏より開会挨拶があり、その後三重大学大学院生物資源学研究科の研究内容が紹介されました。

○生物資源学研究科の研究内容の紹介


『森林資源のポテンシャルと脱炭素社会に向けた地域共創活動』
研究科長 松村 直人


『ニューノーマル化する異常気象は予測可能なのか?~気象学・気候力学の最新動向~』
教授 立花 義裕


『有効活用したい海の食害生物~地球最高レベルのブルーカーボン“藻場”を守るために~』
准教授 倉島 彰


『ICTによる海の環境モニタリング~海を活かすブルーエコノミー~』
准教授 岡辺 拓巳


『“バイオものづくり”の最先端~グリーンカーボン・ブルーカーボンの有効活用~』
教授 田丸 浩

各先生からは、森林資源や海洋資源の有効活用、経営における気候変動への備えを主なテーマにビジネスシーズの紹介がありました。

研究内容の紹介後には、限られた時間ではありましたが、参加者と三重大学の教員を交えた懇親交流会が開催されました。ポスターセッションと並行して4年ぶりにアルコールをたしなみながら懇談する場も設けられ、和やかな雰囲気の中、研究内容や講演内容について活発な意見交換が行われ、盛況のうちに終了しました。

今回のセミナーをきっかけに、大学にあるシーズをご活用いただき、共同研究など産学官金連携の推進が期待されます。

※このセミナーは、三十三銀行、三十三総研、四日市商工会議所、三重大学が主催し、三重県、四日市市、三重県中小企業家同友会、
三重ティーエルオー、三重県産業支援センター、三重県商工会議所連合会が後援しました。