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2022.12.27

三重大学教員の北勢地域での研究活動を紹介します ~工学研究科・大井隆弘助教~

北勢サテライトは、北勢地域の企業や自治体と大学を繋ぐハブ機能をミッションとしていますが、地域における三重大学のプレゼンスを高めることも重要な役割と考えており、先生方の活動を広報することに力を入れています。

今回は、工学研究科・建築学専攻の大井 隆弘 助教の研究活動をご紹介します。先生の専門分野は日本建築史で、「歴史的建造物・町並みの保全活用」・「歴史的建造物の調査分析(民家・近現代の住居等)」・「歴史的建造物関連資料の調査分析(絵図・図面・仕様書等)」を研究テーマに活動しています。

北勢地域での最近の主な活動

1.四日市市と共同研究で鳥出神社の鯨船行事で使用される鯨船四隻の実測調査を実施(2019〜2021年度)。

 南島組感應丸の調査風景(2021)

詳しくはこちらをご覧ください。
サテライト動画配信サイト
北勢サテライト|三重大学地域創生サテライ ト (mie-u.ac.jp)

2.四日市市内に残る歴史的建造物の保存と活用に向け、今年度から四日市市と共同研究で、実測や史料調査を実施(5年程を予定)。本年度は、四日市市における産業の近代化を先導し、明治-大正期の建物が残る室山町が対象。

                         室山町に残る明治期の建造物(懐石白梅)

大井先生の調査・研究は、ご自身だけでなく学生も地域に出て活動に参画させるスタイルです。三重大学の教員や学生が、積極的に地域に出て活動することは、地域の活性化を目指す地域貢献大学として望ましい姿であり、サテライトの私たちも望んでいる姿です。今後も北勢地域の益々の発展に向け、大井先生の活動に期待しています。