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2021.03.26

令和2年度2回目の四日市商工会議所と三重大学北勢サテライト知的イノベーション研究センターとの会談を実施しました

令和3年2月23日(火)、今年度2回目となる四日市商工会議所と三重大学北勢サテライトの会談を行いました。

今回も四日市商工会議所からは種橋潤治会頭(三重県商工会議所連合会長兼務)に御参加を頂き、北勢サテライト長の今西誠之副学長と知的イノベーション研究センター長の池浦良淳工学研究科長によって会談を行いました。初顔合わせとなった前回(8月)の会談は、コロナ禍を考慮してオンライン会談として実施しましたが、今回は四日市商工会議所において、対面で実施することができました。

今回のテーマは、「地域の課題と地域共創を目指す大学」です。四日市商工会議所の顧問でもある、北勢サテライトの鈴木コーディネーターによる進行の下、今西サテライト長と池浦センター長から、北勢サテライトの特色を活かした取組として、各種研究会や工学研究科セミナー等の概要紹介がありました。

種橋会頭からは、地域が抱える主な課題として、「DX(デジタルトランスフォーメーション)の普及」、「カーボンニュートラルを目指す取り組み」そして、「東京一極集中の解消への対応」の3つが紹介されました。

この3つの課題に対して、大学内での基礎研究の促進や、企業の現場への研究成果の活用による技術導入が重要であるといった視点について意見交換が行われました。このほか、地域の持続的な発展に重要となる人材育成については、リカレント教育や人材育成の機会を名古屋に求めるのではなく、三重県の大学として三重大学がその期待に応えていってもらいたいといったコメントをいただきました。

    

今回は2回目の会談ということもあり、終始リラックスした雰囲気の中で進められ、これからの連携強化につながる約1時間の会談となりました。
今後も四日市商工会議所と三重大学の定期的な意見交換や交流の機会を設けていくこと、その具体策の一つとして、商工会議所の40代の若手経営者が中心となる青年部と、大学の若手教員がフランクな意見交換や交流を促進する場を設定していくことを確認しました。

令和3年度から3年目を迎える北勢サテライトは、地域とともに発展する大学を目指して様々な取り組みを展開していきます。地域連携活動の一層の進化に向けて、四日市商工会議所の皆様には、今後も本学へのご支援とご協力をお願い致します。

 記念写真(*撮影時のみマスクを外していただきました)